閉じた世界から広がる世界。

図書館戦争というシリーズで、3作目まではある意味閉じたいわゆる図書館の中で行われた内戦を描いていました。もちろん危機の終盤は茨城ですが、図書館の中ってことは変わらなかった。

だからこそどこまでも閉じて終わっていたからモヤモヤしていたけど

ただ4作目の革命は世界が日常に広がります。

もちろん危機で終わらせるつもりだったことからかもしれないけど、それより何より原発テロの物語が図書館だけで終われないのもありそうだし、閉じた世界を広げて終わるってある意味前を向いて終わった感じしました。

計算ではないにしてもその、前に向いて終わったことが別冊へ繋がって行ったのかなあと。