2019-12-16から1日間の記事一覧

medium 相沢沙呼

ああこの作品すげえや。 最終話まで読むまでは今流行りの特殊設定の本格だと思ってた。 ただ最終話からの怒涛の伏線回収。 それも事件を反転させるのではなく、探偵の推理と立ち位置の反転から見えていた光景が違うものになった。 霊媒探偵という設定を受け…

クローズドサークルの新しい形

「屍人荘の殺人」 映画に関してはなかなか厳しい感じはありましたが、原作はすごく面白い。 本格ミステリのデビュー作品で、ここまで読ませることができ、新しいクローズドサークルで現代が舞台でそういう事態だからこそスマホが使えないようになっている説…

コメディが滑って浮き上がる寒さ

映画「屍人荘の殺人」を見てきました。 ポジティブに見ると、原作の根幹は変えずにちゃんと本格ミステリ映画としてワクワクさせてくれる映画でした。 クローズドサークルにする展開、実写だからこそ映える事件とトリックと終盤のロジックの切れ味。 ちゃんと…