クローズドサークルの新しい形
「屍人荘の殺人」
映画に関してはなかなか厳しい感じはありましたが、原作はすごく面白い。
本格ミステリのデビュー作品で、ここまで読ませることができ、新しいクローズドサークルで現代が舞台でそういう事態だからこそスマホが使えないようになっている説得力がありそこも良かった。
その上で、殺害に隠された意図や最後の殺人におけるこの設定ならではの仕込みと事件が絡みあい極上の作品になっていて、久々に本格ミステリのデビュー作でワクワクとガッツポーズを心でしました。
あと、名探偵する必要にかられる剣崎比留子とトラウマを抱えたワトソン神崎譲の不安定で不穏な関係と班目機関という謎組織。
こういうのは現代ミステリであり、ただ金太郎飴的安定した立ち位置の名探偵とワトソンではない。
そこも今ですね。
コメディが滑って浮き上がる寒さ
映画「屍人荘の殺人」を見てきました。
ポジティブに見ると、原作の根幹は変えずにちゃんと本格ミステリ映画としてワクワクさせてくれる映画でした。
クローズドサークルにする展開、実写だからこそ映える事件とトリックと終盤のロジックの切れ味。
ちゃんと本格を理解した、脚本のミステリ映画でした。蒔田さんクラスのベテランだから脚本は安心でしたし、映像のサラッと伏線とかいれて展開のさせ方はよかった。
ただコメディ要素が中盤以降滑って行ってた。
そこがなんか冷めさせる感じになったのはもったいない。
最後の演出も原作にあるものをうまくやって剣崎の若干のヤバさを表現出来てたからコメディ要素が惜しい。
浜辺美波かわいいってのはよかった。
オチアイ漫談2019
初めに書いておきますが、僕は落合博満選手を見て野球が好きになったし、落合博満監督時代に野球の細かな傭兵含めて一年を闘うことの難しさと楽しさと野球をただ文句言いながら見るわけではなく采配のなぜ?を考えるというのがいかに難しいかを知りました。そしてGMは失敗と去年までなら言っていました。しかし阿部と加藤は一軍で光ものを見せ、福も中継ぎの一角を担った。
ただこの前CBCラジオ「ドラ魂KING」に出た落合は見てないからこそ、今のドラゴンズを知らない。
もちろんGM時代の選手は知ってるでしょ。ただ多分今のプロ野球見てないからこそ言える。そして外れたことも含めて言う。なぜなら見てないから。
本人も「見てない」と言う通り、見てないからこそ言える発言があった。
で、その発言に乗って落合の言う通りなんてバカなこと言うドラゴンズファンは嫌だなあ。と。
乗っかってマウント取るの恥ずかしいよ。
だからこそ、あの日の落合の発言は全て漫談として捉えるべきだ。
今メディアでの落合発言は野球を見てない2011年の野球感で喋ってる発言だと。
だからそこをちゃんと聞いて判断して。
本人も「見てない」と発言してる。
でも、僕はオチシンはやめない。落合博満の生き様は面白い。だからオチシンはやめない。
深夜ラジオに狂った夢を見る
愛知に住んでるから名古屋の放送局のラジオを聴いていた。
深夜ラジオというのはダイノジや海砂利水魚時代のくりぃむしちゅー、松村邦洋などCBCラジオが2000年代前半にやってた時期に聞いていた。
まあとりあえず深夜ラジオとは下ネタである。という意識はそこで刷り込まれた。
で、今年深夜ラジオに帰還した。
きっかけは山里結婚。
「不毛な議論」聞いて、「オードリーのオールナイトニッポン」聞いてはまった。
で、最近はradikoという便利なものあります。昔のようにオンタイムで聞かないといけないこともないし、東京のラジオを雑音混じりに聞く必要もない。
とにかく便利だからちゃんと聞ける。
で、最近はその二つに加えてCBCラジオ「むかいの喋り方」も聞いています。
山里あるいは若林の結婚からの同行、今の収録した番組グチ、悪口、お互いへの想いなどとくにたりないふたりの話しと若林結婚の話しは良かった。
あと、その二人への思慕をこめた話しをしているパンサー向井の一人しゃべりはややもすると若干狂気感じる。ただ狂気を超えた熱いものは感じる。
その熱さも含めて刺さる。なぜならパンサー向井さんと同世代だからこそかな。
深夜ラジオあるいは芸人ラジオの魅力とは自分語りだと思ってるし、それが深夜ラジオだと。
あと、ネタコーナーでの下ネタであると。